一歩ずつ。

今日は昔を思い出す波が来た日だった。

そんな日は大抵、人ごみがしんどくなる。静かで誰もいないところに行きたくなる。すごく人が好きなはずなのに、人と話したくなくなる。人のちょっとした反応に傷つく。勘ぐってしまう。つくづく自分はめんどくさいなと思う。


まだ、「何もみたくない聞きたくない感じたくない!」とまではいかないけど、少し離れたい感じ。昼休みは食堂がどこも混んでいて特に嫌だった。こんな時、ネガティヴのループに入ってしまいがちだが、よくよく考えると、そう感じた自分がいることは事実であり、それは悪いことでもなんでもない。事実が事実としてそこにあるだけだ。そこのどこに善悪の判断基準があるのか。


ちなみにそんな日は、トイレにこもる。笑

冗談じゃなく、落ち着く。個室で1人。

そうしたらまた、人と落ち着いて、普段通りの自分で関われるようになるのだ。


帰り道はそのことについて考えた。しかし悩んでも無駄だと思った。私自身、友人が特に何も考えずに(考えているのだろうが)感じたことをありのまま伝えたり、表現したり、ポジティブな言い方や励ましをしているのを聞いて、元気になれたこともあった。それが違う人が言うと批判に聞こえるはずのことも、その人が言うと批判に聞こえないのだ。ただ「違い」として受け入れられるだけなのだ。


私も私といるときはそんな風に思ってもらいたい。私と関わる人にはそんな風に感じてもらいたい。自分自身のありのままを受け入れてそのまま表現することは、勇気がいることではあるけれども、結果的に人を元気づけたり勇気づけたりできることもある。


ちいさな貢献をすることや誰かがしているのを見ることも、結果的に人に良い影響を及ぼすだろう。


今はまだまだできなくても、一歩ずつ。ちいさなことを大切に、自分と人のありのままを大切にしたい。